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乳がんのホルモン療法で使用されるポピュラーなお薬にノルバデックス(タモキシフェン)があります。 maumingもケモ終了後にリュープリン注射とタモキシフェンの経口をしました。 リュープリンの標準治療は2年、タモキシフェンは5年です。 maumingは今年の2月にリュープリン治療が終了し、今はタモキシフェンのみです。 このタモキシフェンの重大なリスク(副作用)に血栓と子宮体癌があります。 タモキシフェンを5年間服用することによる子宮体癌のリスクは4倍になるとも・・・。 ただ、発生率で見ると0.175%(!)ですからそんなに恐れるものではないと思えます。 一方、タモキシフェンを5年間服用した場合の効果ですが、10年生存率で服用しなかった場合と比較して10%良好と、これはなんだか微妙な数字ですが、対側乳がんの発生は47%低下しているそうですから、こっちは「おお~!」と思える数値です。 よって、タモキシフェンの服用による利点はリスクを上回る、ということらしいですが、これはあくまでも子宮体癌のリスクとの比較ですからね。 そのほかにもmaumingが悩んでいる肝臓機能障害とかもありますが、それでも飲み続けるしかないんだよなぁ(´・ω・`) 子宮体癌のサイトを見てみても、主な危険因子として ・通常より早い初潮、または52歳以降の閉経の、いずれかまたは両方に該当する。 ・月経に異常がある(出血過多、月経期以外の出血、長期にわたる無月経など)。 ・出産の経験がない。 ・エストロゲン分泌性の腫瘍がある。 ・プロゲスチン(ホルモンのプロゲステロンに似た合成薬)を使わないエストロゲン療法などにより、エストロゲンを含む薬を高用量で閉経後に使用。 ・タモキシフェンの使用。 ・肥満である。 ・高血圧がある。 ・糖尿病がある。 ・家族の中に乳癌、卵巣癌、大腸癌、子宮体癌になった人がいる。 というように、はっきりとタモキシフェンが子宮体癌の危険因子としてあがっています。 maumingも子宮体癌のリスクは知っていましたから、ホルモン療法開始後に生まれて初めて子宮体癌の検査をしました。 一般的に子宮がん検診として行われているのは子宮頸がん検診で、これは健康診断でもできますし、maumingも受けたことはあります。 一方、子宮体癌検査は子宮内の細胞を採取する検査なので、多少の痛みを伴うらしいです。 ということを事前に調べて知っていましたが、いやいや、アレは多少の痛みではありませんでした。 2年前に初めて受けたときの、あまりの辛さがトラウマになって、昨年は検査をバックレ(笑) でも、今年は勇気を出して受けてきましたよ~・・・ 今年もやっぱりマジで辛いっす、アレで多少の痛みとか、マジっすか? マジでアレが多少の痛みなんすか?って感じ。 お産を経験されている方の中には全然大丈夫って方もいるみたいですが、mauming的には無理~ 前回の検査のときにも思ったけど、今回もマジで無理~でした(´・ω・`) 先生は優しい方で、ゴメンねゴメンね頑張ってください~って言って下さるのですが。 あんまり辛いと次回から来てくれなくなっちゃうよね、ゴメンね、とも・・・ そうなんです、あんまり痛くて1年バックれちゃいました。 ダメっすよねぇ・・・ 子宮体癌検診については、かなり辛い検査であるため、不正出血などの自覚症状が出てから検査すれば良いんじゃね?という見解もあるそうです。 癌の治療って、癌になってからできる治療しかありませんしね。 あ、治療といえないものもありますね。 治らないけど延命とか。 まぁ、そんないろんなことを考えて、辛い体癌検査を先延ばしにしていたのでした。 ドキドキの検査結果は1週間後です。
by mauming
| 2011-11-22 23:09
| 乳がん・再建
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